Q14 支持力係数Nqの計算方法

 貴兄の著書の続・擁壁の設計法と計算例を読みましてわからない事がありましたので申し訳ございませんが教えていただけると幸いです。
 早速その内容ですが、著書の続・擁壁の設計法と計算例P-249の極限支持力度で、Nqの算定例にtan^2(45°+(36°/2))*e^π*tan36°とありますがeは偏心量ではないかと思いますが実際この計算ではどう算出したのでしょうか?
 とりあえずどう出したかわからなかったので実際計算(電卓にて計算したので電卓で計算できるように分解した。)したのが次のようにしてみました。
(tan(45+(36/2)))^2*e^(π*tan36)・・・(eは、B/6にとりあえずしてみた。 (1.4/6=0.233))=0.139になってしまいました。お忙しいところ恐縮ですが、わからないので指摘してくださると助かりますのでよろしくお願い致します。


回答

支持力係数
 
 上式に現れるeは自然数を意味します

は指数関数(exponential function)です.
Nqは,次のように表記されることもあります.蛇足ながらπは円周率です.

Nq 電卓で計算する場合は,ラジアン(RAD)モードで実行する必要があります.度(DEG)モードで計算する場合は,

となります.
 私はCASIOの電卓を使用していますが,lnのキーの上にexと表記されていますので36tan×π=INV lnと押せばexp(πtan36)の答えは93801となります.
  表計算ソフトExcelで計算するのであれば,下記のようにします.
  =tan(pi()/4+φ/2)^2*exp(pi()*tan(φ))
 電卓で計算するとき,exp(πtanφ)を計算するときに,EXPというキーを押す人がありますが,電卓のEXPは指数部置数キーですので全く違います.注意してください.

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